「ブログを始めたけど飽きてきた…」
「継続することが苦手…」
「ブログって継続しないと収益につながらないんでしょ?」
この気持ちすごいわかります。僕も継続が本当に苦手…。だからこんな僕でもブログを継続できた経験を元に「継続する11のコツ」をまとめました。(このブログでは3記事目ですが、過去運営していたブログでは200記事くらい書いています)
ブログで収益を上げたり、アクセス数を増やしたりするには、記事を書くこと、細かい調整など運営を継続しなければ実現しません。「継続がすべて」と言っても過言ではないと僕は思っています。
下のような方はぜひ最後まで読んで、自分に合った継続する方法を見つけてください。
- 何事も継続が苦手な人
- ブログを始めたけど継続できるか不安な人
- 記事を書くことに飽きてきた人
ブログを継続するメリットとは
あなたがブログを継続する理由はなんですか?即答できる人はこの内容は読み飛ばしてしまったOKです。
まずはなんとなくブログを始めた人、副業として良いって聞いた人など、ふわっと継続したいと思っている人に向けてメリットを説明します。「なんとなく継続したい」というモチベーションでは当然継続できません。
得られるものをしっかりと理解すれば、それがモチベーションとなり継続できる可能性が上がります。実際僕は、明確な「収益化」という目標があったから継続できました。それでは3つ説明していきます。
1.収益につながる
2.思考力が身につく
3.その他たくさんのスキルが身につく
1.収益につながる
ブログは継続することによって収益が発生します。これを目的にブログを始めた人は多いでしょう。
色々なインフルエンサーが「ブログから5万円、10万円稼ぐことができる」と言っているのをよく見ますよね。僕はまだまだ5万円にも届いていませんが、継続すれば可能だと思っています。
ブログの継続とは、ニアイコール「記事を書き続けること」です。ブログに記事が溜まってくれば、Googleから「専門性が高いサイト」と一定の評価を受けることができます。
また、ユーザーからも信頼を得られるでしょう。その結果、GoogleやYahoo!など、検索エンジンの検索結果上位に記事が表示されアクセス数が増加します。
アクセス数が増加することで、ブログに流入したユーザーが広告から商品を購入したり、広告をクリックしたりすれば報酬が発生するのです。
どんなにブログ熟練者でも今日始めて、明日100記事書くことはできません。収益を得るためには「継続」する必要があります。
注意点:ただ継続しているだけでは収益は発生しない
収益を得るためのノウハウや、流入数を増やすためのノウハウを学びながら、試行錯誤し続けないと収益は発生しないでしょう。SEO(サーチエンジン最適化)について勉強したり、CRO(コンバージョンレート最適化)について勉強したり、ブログ運営は大変です。
また、勉強するだけでは足りません。学んだことをしっかりとブログに落とし込んでいく必要があります。記事を書きながら試行錯誤します。こういう血の滲むような努力の先に収益化はあるのです。
2.思考力が身につく
これはめちゃくちゃ実感しています。記事の構成を作って、ライティングしまくっていると思考力が伸びます。
書くという行為は言語化です。言語化するには考えなくてはいけません。
・わかりやすく伝えるためにはこの表現でよいのか
・図や表を入れた方がわかりやすいのではないか
・見出しはこの文言で本当によいのか
このように考え続けることで思考力が身につくのです。記事を書くようになって思考が深くなったと思っています。思考が深くなると色々な良いことがあります。
例えば、仕事面ではスライド(パワーポイントなど)の作成がさくさく進みます。記事を書くこととスライド作成はそんなに変わりません。違いは図を多めに伝える必要があるくらいでしょうか。「伝える」という大枠とアウトラインを作って中身を作っていくのは、記事を書くことと同じなのです。
またプライベートでは「え、どゆこと?」みたいな聞き返しがなくなりました。これは思考力が身についたことで、説明するときに瞬時に考えることができるようになったのでしょう。
3.その他たくさんのスキルが身につく
過去ブログを運営していた経験から、思考力以外にも下のスキルが身についたと実感しています。
・論理的思考力
・Webライティングスキル
・Webマーケティングスキル
・SNSマーケティングスキル
・SEOスキル
・デザインスキル
・Webコーティングスキル
僕の場合、これらスキルが身についたことで一生食っていける自信がつきました。おそらく職にこまることはないと思っています。Webマーケターは需要ありますからね。
また、ブロガー界隈で有名な「副業コンパス」を運営されているクニトミさんは、銀行で働いている間にブログを始め、軌道に乗ってきたタイミングでWebマーケの会社に転職されています。きっとブログの運営で身に付けたスキルを買われたのでしょう。
僕はもともとWeb関連の会社でマーケターとして働いていたので、経歴としては反対ですが、ブログを本気で取り組めば転職もできるのです。
「収入を上げたい」とか「人生を豊かにしたい」と思っている人にとっては、Web関連のスキルが身につくことはメリットでしょう。
とはいえ継続するのは難しい…
ブログを続けるのが難しいことはデータからもわかっています。下のグラフは2009年3月に総務省情報政策研究所が行った調査「ブログの実態に関する調査研究」から抜粋したものです。
この調査によるとブログの更新継続率は、1年後30%、2年後10%、3年後には3%まで減少します。3年後には3%まで減少してしまうのが、継続する難しさを表していますね。また、同じ資料にはこうも書かれています。
更新継続率は、ブログ開設後 1 ヶ月目が最も低く、新規開設ブログの約1/3は、翌月には更新されなくなっている。開設 2 ヶ月目以降、更新継続率は次第に上昇するが、6 ヶ月後にも更新されているブログは、新規開設ブログ全体の 24.3%にとどまる。
引用元:ブログの実態に関する調査研究(総務省情報通信政策研究所)P14
半年後にはもう約76%の人が更新をやめてしまうんですね。ブログはなかなかアクセス数が増加しないです。きっとこれが理由なんでしょう。気持ちはよくわかります。
ブログは継続がすべてです。これを読んでくれたあなたには途中で諦めてほしくない。アクセスが増えた感動とか、収益が発生した感動を味わってほしい。そのために継続するための工夫を紹介します。絶対に読んでください。
継続して記事を書くための11個の工夫
それでは継続して記事を書くための工夫を紹介します。
ブログの継続って実際かなり難しいですよね。最初はノリノリで記事を書けるかもしれないけど「継続するの無理…きつ…。」って僕も思っていました。(このブログではまだ3記事目ですが、別のブログでは100記事以上書いた経験があります。)
「いやいや、継続して記事なんて書けるわけない…」
「絶対に途中で挫折する…」
「どんどんやる気がなくなってきた…」
これ普通だと思います。安心してください。あなたは継続力がないわけでもなく、根性がないわけでもありません。ただ継続する方法を知らないだけ。ぜひ自分にある方法を見つけて実践してみてください。
1.好きなこと、興味があることについて書く
2.目標を立て強く意識する
3.ToDoを月次・週次・デイリーで管理する
4.完璧を求めすぎない
5.ブログ仲間を作る
6.サイトの流入数は気にしない
7.成功している人と比較しない
8.毎日ちょっとずつでもいいから書く
9.ネタ切れはツールで解消する
10.記事のテンプレートを作る
11.挫折してしまう要因を明確にし対策を立てる
1.好きなこと、興味があることについて書く
これ一番大事です。自分の好きなこととか、興味があることを書かないと続かない…。「ブログでなんとしても収益を上げる」「自己ブランディングする」など、目的逆算型の思考の人は続くかもしれません。
例えば僕は下戸ですが、「お酒」についての特化型ブログは継続できないと思います。お酒が飲めないのに、調べて記事にすることを楽しいと思えないでしょう。反対にこのブログでも発信していこうと思っている「ブログ」「フリーランス」「SEO」については好きだし、もっと勉強したいと思っています。
だから記事を書くことを楽しめています。新しい知識を身につけられるし、それをアウトプットすることで更に深い知識として自分のものにできるからです。
また、興味のない記事を書くにはリサーチに時間がかかるのでエネルギーを使います。1本1本にかける時間が長くなれば、やがて記事を書く行為が苦痛になり、次第に継続できなくなってしまうのです。興味のないことを調べてアウトプットするってかなり労力がかかりますからね…。
記事を書くことを継続したいなら、好きなこと、興味のあることについて書くことが最も大切です。
Point:特定のジャンルの記事が増えれば「専門性」が高まる
好きなこと、興味のあることについて書いていれば自然とジャンルが偏ります。その偏りがSEO的には専門性向上につながるのです。注意点としては先述の通り、あまりにも複数のジャンルの記事を書かないこと。記事を下記続けても何の専門性があるのか、Googleとユーザーがわからないため評価が得られにくくなってしまいます。
2.目標を立て強く意識する
やっぱり人間目標を立てないと継続できないです。「空いた時間に書く」と決めても、別のことを優先したり、ダラダラしてしまったり、本気で記事を書くことが楽しいと思っている人以外は続かないでしょう。
まずは、いつまでに100記事書くか、これを定めることから決めます。例えば「6ヶ月で100記事書く」と目標を立てたとします。これを達成するためには、1ヶ月で約17記事書く必要があります。そのためには、約2日に1本の記事を書かなくてはいけません。
このように「6ヶ月で100記事書く」と目標を立てると、達成までの道のりが具体的になります。1.5〜2日に1本の記事を書き続ければ、6ヶ月間で100記事に到達するのです。
100記事書く重要性について説明した記事もあります。ぜひ併せて読んでみてください。
人それぞれ目標の立て方はあると思いますが、期日と数をセットに設定することが大切でしょう。ブログの場合は100記事をいつまでに書き終えるか考え、目標として設定するのです。
Point:目標設定のフレームワーク「SMART」を活用する
SMARTとは下の要素の頭文字を取った目標設定のためのフレームワークです。この通り目標を設定すれば良い目標になるのです。
Specific(具体的に)
なるべく具体的に目標は設定すること。曖昧な目標は評価できないのです。(NG例:記事更新をがんばる、ブログで稼ぐ)
Measurable(測定可能な)
上のSpecificと似ていますが、定量的に目標は設定します。(NG例:ブログで豊かになる、ブログを楽しむ)
Achievable(達成可能な)
無謀な目標を立てても意味がない。希望や願望ではなく、現実的で達成可能な目標を立てることが大切。(NG例:1ヶ月で1,000記事書く、3ヶ月で単月100万円に到達する)
Related(経営目標に関連した)
会社員であることが前提のフレームワークなので置き換えましょう。つまりこれはあなたがブログを始めた目的に沿っているかどうか。ブログの目的が収益を得ることなのか、自己ブランディングするためなのか、暇つぶしなのか、文章を書く練習なのか、目的によって異なります。
Time-bound(時間制約がある)
目標には必ず期日を設けます。時間成約がないとやがてその目標は形骸化してしまいます。(NG例:月に10万円の収益を上げる、100本記事を書く)
注意点:収益額を目標にすることはおすすめしない
「半年で月に10万円の収益を安定して得る」「3ヶ月で5万円」など収益額を目標にしている人は多いかと思います。でも僕はあまりおすすめしません。なぜならほとんど達成できないからです。
ブログって本当に読めない。特にブログへの流入数やアフィリエイトの収益はコントロールするのが初心者には難しすぎます。安易に「6ヶ月で10万円」と目標と立てて、達成できなかったときのショックでブログの更新をやめてしまうリスクが高いと思っています。
「未達でもへこたれない」「そんなメンタル弱くないわ」という人は収益額を目標にしても良いと思いますが、最初は月の公開記事数を目標にすることがおすすめ。公開記事数は「行動目標」だから、すべて自分でコントロールできます。
3.ToDoを月次・週次・デイリーで管理する
偉そうに上で「目標を立て強く意識する」なんて書いてますけど、僕は目標を立てて達成するってすごく苦手なんです。
でもそれを助けてくれてくれるのがToDoの徹底管理です。ToDoを管理し続けた結果、ブログが継続できていました。少し面倒くさくはありますが、僕は月次、週次、デイリーでToDoを管理しています。
例えば、まず「月に10本の記事を書く」と目標を立てます。だいたい1ヶ月は4週間なので、目標を達成するためには週に2.5本の記事を書く必要があると把握できます。
週に2.5本書くには、2〜3日で1本書かなければいけません。そのためには1日に0.3〜0.4本書く必要があります。これは記事1本を仮に5,000文字と仮定した場合、1,500〜2,000文字相当です。
月の目標:記事10本の公開
週の目標:記事2.5本の公開
デイリーの目標:0.3〜0.4本(1,500〜2,000文字)
どうですか、かなり具体的になったと思いませんか。これを月次、週次、デイリーで管理し続けるのです。それぞれ振り返りと改善案をセットで考えます。達成した月や週や日では、何が良かったのか?とか、○○が良かったから継続して行う、とかです。
達成できなかったときは、何をどう改善するのか考えます。そして必ず翌日、翌週、翌月の「アクションプラン」を明文化し、実行していく。これを徹底的にいくことで継続できます。継続できるというか、目標を達成するための戦術です。結果として継続してた、みたいな感覚ですかね。
Point:ToDoの管理は「Todoist」、振り返りは「Evernote」を活用
ToDo管理は「Todoist」というToDo管理アプリを使っています。また振り返りは「Evernote」というメモアプリを活用。TodoistはシンプルでUIがイケてるため、余計なことを考えずに使えるところが気に入っています。
Evernoteは腐れ縁みたいな感じです。昔からずーっと使っているので使い慣れています。振り返るときに、Evernoteのノートにひたすら言語化していきます。月次、週次、デイリーでToDoを管理し振り返りを行うときにぜひ活用してみてください。
4.完璧を求めすぎない
「完璧な記事を作らなくては検索結果上位に表示されない…」
「これは高品質な記事といえるだろうか…」
「記事として文字数が足りない気がする…」
など記事を作る上でディティールの悩みはつきません。すごくわかります。でも完璧を求めすぎないことも継続する上では大切です。
そもそも完璧な記事など存在しないと僕は思っています。ブログやSEOは正解がない世界です。正解がないので完璧もない。だから自分の中でいまいちな記事でも、とにかく公開してしまうのです。
そうでもしないと100記事には到達できませんし、1つ1つの記事に悩んでいたら、それに精神的なエネルギーを使うので継続することが苦痛になってしまいます。肩の力を抜いて記事を書いていきましょう。
ブログは紙媒体と違って公開した後、何度でも修正できます。後で読み返していまいちな部分を発見したら、その都度修正していけばよいのです。
注意点:テキトウな記事を作らないこと
テキトウであることと完璧を求めないことは違います。スピード重視でテキトウな記事を作り続けても意味がありません。自分の中で70点くらいの記事を目指して記事数を増やしていきましょう。
5.ブログ仲間を作る
モチベーション維持のためにブログ仲間を作ることも継続には必要です。1人で黙々進めるのが好きな方には必要ないかもしれません。
でも一緒に切磋琢磨する仲間がいた方が、悩みを相談したり、うまくいっていないときに励ましあったりと継続しやすいでしょう。
以下、ブログ仲間の探し方です。自分にあった探し方を模索してください。
ブログ仲間の探し方
・SNSでブログ仲間を見つける
・ブログに関連するオンラインサロンに入る
・友だちを誘って一緒にブログを運営する
・ブログのコンサルタントに依頼する
6.サイトの流入数は気にしない
Googleアナリティクスを入れてブログの流入数を日々ウォッチしている人もいるかと思いますが、あまりおすすめしません。
なぜなら、ブログを開設したばかりの頃は全くアクセスがないからです。せっかく頑張って記事を書いたのにブログへの流入数が全く増えなかったらやる気なくなりませんか…。僕は全くアクセスが増加しないGoogleアナリティクスを毎日見て、徐々にやる気がなくなっていきました。
記事のジャンルやブログによって全く違いますが、ほとんどの場合3ヶ月くらいは流入数は0でしょう。ブログによっては半年とか1年くらい流入数がないなんてこともあります。本当に残酷な世界…。
これはもうしょうがなくて、Googleのクローリング、インデックス、ランキングに一定時間がかかるからです。最短でも3ヶ月はかかります。だから、開設から3ヶ月間はとにかく記事を書くことに集中です。
間違っても「アクセス増えているかな?」なんてGoogleアナリティクスを確認してはいけません。3ヶ月くらい立ってGoogleアナリティクスを開いて「あれ、結構増えてる!」くらいの方が嬉しいでしょう。
Tips:開設と同時にGoogleアナリティクスの設定だけはしてください
最初に設定しないとアクセス数が取得できないからです。例えば4月にブログを開設して、Googleアナリティクスを設定したのが8月だった場合、4〜7月の過去データが見れません。
ブログ運営ではデータの取得は大切です。開設したと同時にGoogleアナリティクスは設定だけしましょう。
7.成功している人と比較しない
「ブログからの収益が今月10万円を超えましたー」
「ブログ収益が会社の給料を超えた!」
「10万PVを達成!」
なんて発信をTwitterやInstagram、YouTubeなどでよく見てしまいませんか。これあんまりおすすめしません。ブログのノウハウなど自分の役に立ちそうな発信は積極的に見るべきですが、成功している内容はスルーが良いです。
なぜなら、今の自分の現状と比較してしまって落ち込むんでしまうリスクがあるから。ネガティブになっているときに記事なんて書けませんよね。何度も言いますがブログは継続がすべてです。落ち込んでいる暇はありません。暇な時間があればとにかくライティング。
成功している人はみんなコツコツ記事を書き続けた人たちなのです。高品質な記事を書き続けた先に成功が待っています。
成功している人の発信を見て、ネガティブになってしまう人は、こういった投稿を見るのを避けることが継続のコツです。
8.毎日ちょっとずつでもいいから書く
これも僕は結構気をつけています。毎日ちょっとずつでもいいから書くことを自分に強制することで、徐々に記事を書くことが習慣になります。
理想は毎日「朝7時〜8時は記事を書く時間」など決めてしばらく続けることです。そしてそれが習慣化できれば、やらないと気持ち悪くなります。これが最も目指すべき理想形。
例えるなら「歯磨き」でしょう。よく習慣化の例えにあがりますね。寝る前に必ず歯磨きするように、朝起きて準備したら1時間はブログの記事を書く。など最初は時間も決めてちょっとずつでもいいから書くのが良いでしょう。
これが習慣になれば「書かないと気持ち悪い」と感じるようになります。僕は今そうです。朝起きて準備が終わればすぐにブログの記事を書いていますが、夜その日に書いた文字数も記録しています。
日によって書いた文字数にムラはありますが、ゼロの日を作らないためにも記録しています。ブログを継続するためには習慣にしてしまうことが良いでしょう。
9.ネタ切れはツールで解消する
ブログ初心者から以下のような悩みをよく聞きます。
「そんなにブログに書くネタがない…」
「まずは100記事書いた方がよいって聞くけどそんなに書くネタがない…」
「もうネタ切れ…ブロガーはみんなどうやってネタを探しているのか」
まず結論からお伝えすると、ブログのネタはおそらくみんな探していません。ある程度SEOに携わったことのある方ならこの悩みはツールで解消しているのです。
ブログにネタ出しについてツールに頼り切ることも継続する秘訣です。もし「ツールを使うな」なんて言われたら僕も継続できないです。ブログのネタを一から考えるなんてそんな重労働、継続的にできません…。
ちなみに僕がネタ出しに使っているツールは以下です。これらツールを活用して、ブログのネタを探しています。
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
- Yahoo!知恵袋
- 競合ブログ(ツールではないが)
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供しているキーワードリサーチツールです。広告出稿者向けに作られたツールで、本来は主にリスティング広告を出向する人が調査に使います。
軸となるKWを入力すると関連するKW候補をたくさん提案してくれます。上記キャプチャは「ゴルフ」と入力したときに出力されているKWです。ここからブログのネタをピックアップしたりします。
月間検索ボリュームを見ながら少ないKWは除外し、ある程度流入が見込めそうなKWを選定します。
注意点:一定金額の広告を出稿しないと月間検索ボリュームが見られない
無料でも使えますが、検索ボリュームの表示が「0〜100」「100〜1,000」などアバウトな表示となってしまいます。僕は一定金額(月1,000円くらい)の広告を出稿しているため、詳細な数値が表示されています。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは無料で使えるキーワードリサーチツールです。Googleキーワードプランナーと違って、検索ボリュームはわかりませんが、候補となるKWをより多く抽出してくれます。
Googleキーワードプランナーで候補をなるKWを見つけて、よりラッコキーワードを使ってさらに拡張するといった使い方を僕はしています。
その他ツール(Yahoo!知恵袋、Twitter、競合ブログ)
Googleキーワードプランナーに入力するための軸キーワードを探すために、これらツールを使います。
Yahoo!知恵袋は人の悩みがたくさん乗っています。リアルに悩んでいる人が相談しているので、見てみるとブログのネタになりそうな質問があるので空き時間に確認しています。TwitterもYahoo!知恵袋と同じ使い方です。
また、競合ブログを参考にするのもよいでしょう。ブロガーの先輩のネタをどんどんパクりましょう。記事を丸々パクるのはもちろん良くないですが、ネタをパクるなら問題ありません。同じテーマでも人によって意見は変わるし、説明の仕方も変わります。
あなたと同じジャンルで記事を書いているブログを見つけて、自分のブログでも書けるネタを探しみましょう。
10.記事のテンプレートを作る
継続するために記事のテンプレートを作ってしまうこともおすすめ。「記事を書く」というのは「言うは易し行うは難し」。口で言うのは簡単ですが、記事を書くのって本当に大変。
記事のターゲットを考えて、ニーズを深堀りし、全体の概要を考えて、構成を考え、ライティングしていく。考えなきゃいけないことがたくさんあるし、時間もすごいかかります。この苦行が継続できない人が多い一番の要因でしょう。
記事作成を少しでも楽にするために、自分なりのテンプレートを用意するのです。テンプレートに当てはめて記事を作っていくことで、考える部分が減り負担が軽減します。継続するためにはこうして、少しずつ頭を使わなきゃいけない部分を減らしていくことが大事。
ちなみに僕が使っている記事作成のテンプレートは以下です。記事を大きく4つの部分に分けて考えます。さらに「本文」についても大まかな流れをテンプレート化しています。よかったらみなさんも使ってみてください。
Point:記事制作のテンプレート
・タイトル
・リード文
・本文
└前提の整理
└原因
└対策、手段、方法、流れなど
└具体例(成功事例、失敗事例など)
・まとめ
11.挫折してしまう要因を明確にし対策を立てる
最後に挫折してしまう要因を予め明確にし、それぞれに対策を立てることもおすすめです。
みなさんブログを継続することがしんどいと知らないから挫折したり、途中でなんとなくやめてしまったりするのです。やり続ける覚悟を決めて、自分が挫折しやすいポイントを予め洗い出し、対策を立てれば想定外のこと以外は乗り越えられるはずです。
例えば僕の場合、記事を書き続けても数値に変化がなかったときに挫折すると予めわかっていました。これは自分の性格上なんとなくの想像です。対策はGoogleアナリティクスは見てもいいけど、一喜一憂しないと言い聞かせることです。
自分の性格上、挫折ポイントがどこなのか、それを食い止めるためにはどうすればよいのか、これを予め考え対策を考えることは継続する上では欠かせないでしょう。
Point:ブログを継続する上で挫折しやすいポイントと対策例
・記事を書くことに飽きてしまう
→【対策】開設時に好きなジャンル、趣味などをメインのテーマにしたブログにする
・記事を書く時間が取れずに自然にやらなくなる
→【対策】毎日15分とか30分でもいいので書き続けることでモチベーションも保つ
・継続してもアクセス数が増えない、収益が出ない
→【対策】6ヶ月間は数値を気にしない。ひたすら行動目標(記事本数)を追いかける
→【対策】とりあえず先輩たちの言う100記事書くまで無心で書き続ける
・わからないことが多すぎて諦めてしまう
→【対策】ブログ仲間を増やす、友だちや夫婦、恋人と一緒にブログを始める
・記事を書き続けてもアクセスが増えるのか?収益が出るのか?不安でやめてしまう
→【対策】ブログのオンラインサロンに入ってノウハウを学ぶ
→【対策】ブログ、もしくはSEOコンサルを詳しい人に依頼する
ブログは継続がすべて|諦めてしまうことこそ失敗
冒頭で伝えた通り、ブログは継続がすべてです。記事を書くことを継続しなければ、アクセス数は増加しないし、収益も発生しません。
こつこつと記事を書き続けることが一番の近道なのです。きつかもしれないけど、僕と一緒にがんばりましょう。
こんな偉そうなこと言っておいてこの記事でまだ3記事目です…。やっぱり記事書くのしんどいですね。「11の工夫」とたくさん紹介してしまいましたが、この中からあなたに合った方法が1つでも見つかれば嬉しいと思っています。
諦めてしまうことが最大の失敗です。「それ以外は失敗ではない」と考えて一緒にブログを成長させていきましょう。
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